今回はα7Ⅳとα7CⅡの違いを解説していきます!
これからカメラを買う人に向けた、特にα7Ⅳとα7CⅡをどちらにしようか悩んでいる方に参考にしてもらいたいと思います!
ただ、一概にどちらが良いかと話すことはできないため、違いを紹介しつつ、どちらのカメラが向いているのか!?という視点で解説していこうと思います!
α7Ⅳを軽量・コンパクトにしたのがα7CⅡ
なので、基本的なスペック部分は共通していて
画素数3300万画素や、4K60p(1.5倍クロップ)、連射性能などは同じになります。
ただ、もちろん違うところがあり、それによって向き不向きも生まれてくるので紹介させていただきますね!
値段
正確な金額は、下のリンクなどから確認してもらいたいですが
- α7CⅡが29.9万円
- α7Ⅳが32.7万円
3万円ほどの差があり、値段で考えるとα7CⅡの方が魅力的と言えます。
α7CⅡの方が後から発売されているけど少し安いね
外観
重さ
- α7Ⅳ 658g
- α7CⅡ 514g
144gの差があります
α7CⅡは軽量コンパクトを売りに出しているので、ここも違いがありますね!
ずっと持ち歩いたりすることを考えると
「144gの差も大切」になってきますね!
ファインダー
α7Ⅳはファインダーの位置が真ん中にあります
レンズの中心付近にファインダーがあるので、軸がずれにくく、撮影しやすい
α7CⅡはファインダーが左側にあります
レンズの軸からはずれてしまうので、ファインダーがセンターにあるのに慣れている人にとっては撮影しづらいかと思います。
僕は、ファインダーがセンターにあるのに慣れてしまっていますが
撮影しているとすぐになれるかなって感じです!
ファインダーが左側にあるα7CⅡの方が
ファンデーションとかつきにくく良いって人もいるよね!
あとは、ファインダーの画質に関していうと
α7Ⅳの方が優れていて
- α7Ⅳは、ファインダーの倍率が0.78倍
- α7CⅡ、ファインダーの倍率が0.7倍
- α7Ⅳは、368万ドット
- α7CⅡ、236万ドット
動画クリエイターにはあまり関係ないかもしれませんが、ファインダーが綺麗なα7Ⅳの方が写真撮影していて楽しいかなと思います!
グリップ
α7Ⅳの方が深く握りやすく、グリップ感があり手に馴染む感じがすると思います。
α7CⅡも浅いですが、第一世代のα7Cに比べると握りやすくなっていますね!
α7CⅡに慣れてしまえばそこまで違和感はないかなと思います!
カスタムボタン
α7CⅡはカスタムボタンがないため、割り当てるのができないのが少し残念ですが
初心者の方にとっては、最初からカスタムボタンを使わないと思うのでそこまで気にしなくて良いかなとも思います
ジョイスティック
α7CⅡはジョイスティックがないため
フォーカス位置の設定の時には
ジョイスティックではなく画面タッチでフォーカス位置などを変更することになります
いまは、スマホで画面タッチで操作するのに慣れているため
人によるかなと言った感じですね!
HDMI
α7Ⅳは、通常のHDMI(タイプA)なので、汎用性が高い
α7CⅡはマイクロHDMI(タイプD)になるので、ケーブルがそれに対応したものが必要になります。
α7CⅡは小型されているので仕方のない部分でもあるね
外部モニターなどを使う方にとってはα7Ⅳの通常のHDMI(タイプA)が嬉しいかなとは思います
SDカード
α7Ⅳは、デュアルスロットなので2枚入り、スロット1はCFexpressカードに対応している
α7CⅡはシングルスロットなので、1枚となっています
仕事で使う分にはデュアルスロットでバックアップしておくと安心かもしれません。
例えば、SDカードが壊れる可能性が1/100としたら、デュアルスロットの同時録画でSDカードが両方とも壊れる可能性は1/10000となり、仕事する上では安心がありますよね!
僕も、一度だけデータが飛んだことがあり
デュアルスロットで同時記録をしていて本当に良かったと思いました
オートフォーカス
オートフォーカスに関しては、α7CⅡの方が良いです
こちらにはAIプロセッシングユニットが搭載させれているため、被写体認識や骨格認識が優れています。
オートフォーカスの食いつき具合も、α7CⅡの方が良いなという印象があります。
ただ、SonyのAFは優れているので、α7Ⅳでも十分なAF機能を持っているなと感じます。
手ブレ補正
α7CⅡの方が手ブレ補正は優れていて、1段シャッタースピードを遅くできるくらいの違いはあります
アクティブ手ブレ補正の効きがある程度良いので、どちらでも十分使えるかなと思います。
動画撮影で手ブレをなくすという意味では動画撮影の際にジンバルを使用するというのが良いかなと思います!
こちらの記事は、手ブレが少ない撮影方法が載っています
Lutプレビュー
Lutプレビュー機能はα7CⅡに搭載され、α7Ⅳでは使用できない機能になります
他のシリーズのFX30やFX3などでも人気となっている機能です
Log撮影をする人に関わってくる機能で
撮影をしている時から、LogにLutを適用することができ、自分のカスタマイズした色味Lutを適用することで完成のカラーグレーディングを想定しながら撮影することができます!
最終的仕上がりイメージがしやすいことや、クライアントワークで、こんな感じの色味で撮影していますとすぐに見せれるのは利点かなと思います
まとめ
最初にも言いましたが
あとは、比較項目を参考にしつつ、購入を検討していただければと思います!