2024年も最強VlogカメラといえばSonyのZV-E1!
α7sⅢなどの上位機種機能を受け継ぎつつ、Vlogカメラの機能も盛りだくさん
基本スペックなどをみつつ、どのような人に向いているのか、また、熱耐性はあるのかなど気になる点もみていきたいと思います!フルサイズのVlogカメラはワクワクが止まりません!
\ カメラやガジェット情報をYoutubeで配信中 /
今までの上位機種の受け継いだ部分
- 有効約1210万画素の裏面照射型CMOSイメージセンサー
拡張最高ISO感度409600や15+ストップ*1のラチチュードに加え、最大4:2:2 10bitの4K 120p - ソニーといえば、S-Cinetoneですよね!人肌が綺麗に写ります。撮影段階で映像の質感を思い通りの雰囲気に仕上げることができる「クリエイティブルック」も搭載!
- Vlogには、必須項目の「背景ぼけ切り換え・商品レビュー用設定・スローモーション・クイックモーション撮影」を搭載。さらには、マイク機能も今までとは一味違います!
新次元の「リアルタイム認識AF」を搭載
α7R VでAIの進化に驚いた方もいると思いますが、ZV-E1にも搭載されました!飛行機・車・列車・昆虫といった幅広い被写体もOK!動物・人間の後ろ姿をもAIにより自動追随します!
これだけの機能が詰まって、バッテリーやメモリーカードを含んで約483gという軽さ!
金額は本体価格30万程度なので初めてカメラを購入される方には手軽に手が出せる価格ではありませんが、上位種のFX3が50万程度することを思えば、初級者からステップアップを考えている人には良い機種かと思います!
Vlog用カメラで30万円って高いけど、性能はバッチリ!
新機能で特に嬉しい5つのポイント
シネマティックVlogモード
なんだろうと思われる方も多いと思いますが、「映画のワンシーンのような画を気軽に楽しめる機能」となっています!
タッチアイコンでシネマティックVlog設定アイコンをタッチしONすると、シネマティックな横長画角とフレームレートの24fpsが自動設定され、色味を自分好みに選ぶことができます。
映像の仕上がりや色あいを、5つの「Look(ルック)」と4つの「Mood(ムード)」から選ぶことができます!同じ場所でも、映像の仕上がり・雰囲気がガラリと変わるので実際に試してみてるのが良いかと思います!参考動画もぜひご覧ください。簡単に、いつもとは違う雰囲気の動画が撮影できるのはZV-E1の良さですね。
もちろん、最近評判の良い(特に色味が綺麗でSNS映えすると言われている)「クリエイティブルック」ももちろん搭載しているので、場面や投稿する先によって使い分けをしていくと良いですね!
ダイナミックアクティブモード
今までは、アクティブ手ブレ補正が一番強い手ブレ補正でしたが、今回は「ダイナミック」がつきました!従来の「アクティブモード」より手ブレ補正の効果を約30%向上ということで、普段の撮影では、ジンバルが必要ないかなという感じになりますね!
手ブレを少なくする撮影の時の歩き方のポイントとして、すり足に近い形で歩くというのが大切です。いつも通り歩くとどうしても上下の揺れが起きてしまうので、すり足で膝のクッションを使い、上半身の高さは変えないと意識すると良いかと思います!また、ネックストラップをピンっと張って撮影すると手ブレが抑えられたりするのでぜひお試しください!
ダイナミックモードの場合は、クロップされるということと、超解像ズームが使用できなくなるという注意点があるので気をつけてください!
こちらの動画でどれくらいアクティブ手ブレ補正と効きが違うか、画角のクロップされるイメージなどを見ることができますので、ぜひ参考にしてください!
オートフレーミング
カメラが被写体認識してクロップする「オートフレーミング」機能が搭載されました
1人体制での撮影でも、カメラが被写体と追いかけてくれるので、より臨場感のある動画を撮影することができます。
カメラ側だけではなく、スマホのアプリから操作が可能なので1人での撮影の時は、スマホが必須になりますね!
記録する動画や、USBストリーミング/HDMIで出力する動画をオートフレーミングされたものにするか、それとも全画角の画像とするか選択可能なのも安心ですね
ただ、オートフレーミングが自分の思っている構図と違うなどは十分発生すると思うので、被写体の大きさの設定などで自分なりの設定を見つけていく必要はあると思います。AI技術がここまで発達したのか、、と感動です。
アップデートなどでさらに精度が高くなるかなと思います!
インテリジェント3カプセルマイク搭載
随分とかっこいいいネーミングされているマイクシステムですが「インテリジェント3カプセルマイク」とはなんでしょうか?
備え付きのマイクですが、指向性があり綺麗に音声を録ってくれると理解しておけば良いと思います
オート時は、カメラが人物の顔や被写体を認識して自動的に内蔵マイクの指向性を切り替えます(前方または全方位))
設定がめんどくさい時はオートでも簡単に綺麗自分の声を取ることができますね!
マニュアル設定では、自撮り撮影のときは[前方]、街の様子などを話しながら撮影する場合には[後方]など、撮影シーンに合わせていきましょう!街並みを撮りつつ、「綺麗な音で後方からナレーション風に撮影」なんてこともできちゃいます!
外での撮影の時には、付属のウインドスクリーンをつけると、風の音などを軽減してくれるのでぜひ使ってください。
今までは、ECM-B1M」「ECM-B10」などを使っていたと思いますが、それがなくても十分綺麗な音声を取ることができるのは嬉しいですね!
旅先などではできるだけコンパクトにしたいのでマイクがなくても高音質で録れるのは嬉しい!
複数人顔認識
これは、グループでのお出かけや、ご家族でのおでかけの時にとても嬉しい機能になります!
綺麗にボケた画が欲しいと思って自分にピントが合ってしまうと他の人の顔のピントが合わなくて、なんか残念、、、というのは経験したことがあるのではないでしょうか?複数人顔認識では、「グループみんなの顔はしっかりと認識しつつ、背景はいい感じにボケる」ということが可能になります。
グループでお出かけVlog撮る時には必須機能だね!
ここまで記事を読んでいただいて、機能は盛りだくさんで良いけど、やっぱり値段がという方もいると思います。
そんな方はこちらの記事を参考にしてください。2023年6月に発表されるZV-1Ⅱは価格が抑えられ、レンズ一体型のデジカメなので、初心者の方もレンズ選びなどを気にせず使っていくことができます。機能も十分以上に備わっているモデルなのでスペックを確認してもらい、実機を触ってもらえればと思います
まとめ
今回は2023年に発表されたZV-E1についてスペックなどをみつつ解説していきました!金額としては高いですが、Vlogという域を超えて大活躍するカメラだと思います!
分野関係なく幅広くおすすめできるカメラですが、特に暗所性能に優れているコンパクトフルサイズカメラとなるので、キャンプや照明の少ないところで身軽に撮影したいという方におすすめできるカメラです!
新しく発売されたGレンズも軽さがありつつF2.8のボケ感を楽しめ、ZV-E1との相性が良いです
実際に購入された方はこちらの記事も参考にしていください