今回は照明・ライトの置く位置についてみていこうと思います。
特にインタビュー動画やポートレート撮影の時にも活かすことができますのでぜひ参考にしていただければと思います!
おすすめのライトも紹介しているのでぜひ参考にしてね!
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ライトポジションの基本
まず被写体とカメラの位置を決定して、それに対して照明がどの位置にあるのかを決めていきます。
被写体とカメラを結んだ線(ビュー・ライン)に対して、
- 照明を、平面(床)上のどこに置くか
- どの高さに置くか
の2つの位置を決定していきます。
1.照明を、平面上のどこに置くか
照明を真正面・斜め45度・サイドから当てるなどあると思いますが図と共に説明していきたいと思います!
センターライト
被写体の正面(実際にはカメラのすぐ横)からの照明のこと
真正面からの照らすということで照明効率最大になるよね!
設置が簡単(カメラのアクセサリー・シュー)なライトもあるので、ビデオグラファーが1人という場合には便利かも
こないだ千葉テレビで放送したインタビューに関わらせてもらった時、ビデオグラファーが1人だったからセンターライトをメインに使ってたよ
注意点
- 立体感がなく「のっぺり」した感じ
- 被写体の背後に影ができる
- 被写体が人物の場合、まぶしく感じる
プレーン・ライト
被写体のななめ前方45度付近からの照明
斜めからの照明を当てるということでコントラストがつきやすくなって、立体感が出るようになります!映像はどうしても2Dなので3D要素をどのように入れていくかが大事にもなってきますよね。
注意点
コントラストが強くなるため、影が強く出るようになる
影が強く出てしまうので、フィルライトや反射板などを使ってうまく対応しましょう!
海外はコントラスト強いイメージあるよね!
ライトをしっかりと買いたい!2つセットで持っておきたいという方はNEEWERのライトがおすすめです!
3万程度で買えて、内蔵バッテリーや色温度の調整などもできます。
多少高くてもさらに明るくて良いライトが欲しいならNANLITEも良いよね
サイド・ライト
被写体の真横、ビューラインに対して90度付近からの照明
斜めからではなく、サイドから光を当てるのでさらに材質感の表現力アップ!凹凸も強調できます!
注意点
明暗のコントラスト大
形状が正確に表現できない恐れ
影の部分が暗くなりすぎると光とは反対サイドの形が正確に表現できなくなる可能性が!
実際には、3点照明などでやると思うので、光の量を調節しつつ活用してください。
サイドライトだけを使うということはインタビューでは少ないとは思いますが、一瞬かっこよさなどを演出するためにそういったシーンを撮るのも良いですよね。
リム・ライト
被写体の斜め後方45度付近からの照明
半逆光の効果が出てくるから、荘厳で神秘的な雰囲気とか出せるよね!
注意点
社長インタビューの時に、荘厳な雰囲気にしたいということで使うかも知れませんが、荘厳な雰囲気が先行しすぎないように気をつけましょう!
バック・ライト
被写体の真後ろ、ビューラインの延長線上からのライト
被写体の輪郭をはっきりとさせたり、肩や髪の毛に光があたり、繊細な光の表現もできるね!
現場の広さや人数、予算などはもちろん関係すると思いますが可能であれば、キーライト(メインとなるライトで、センターやプレーンの位置におくことが多い)フィルライト(キーライトによってできた影・コントラストを和らげるためのライト)、バックライト(輪郭や繊細なイメージを与える)の3点照明はできたら良いなと思います!
NANLITEのチューブライトも色温度簡単に変えれて便利だよね。被写体を照らす用にも良いし、青色とかにしてバックに置いておくだけでも映像の雰囲気が変わるよ
2.照明をどの高さに置くか
アイ・レベル
被写体と同じ高さ、ビューラインと平行な照明(単に「レベル」とも呼びます)
カメラのシュー上に乗せて使えるライトもあるので、こちらとかもカメラマンが1人だったり、簡単に真正面からアイレベルで照らしたい時に活用できるかと思います!
簡単なインタビューの時にはこういった機材は便利だよね!ただアイレベルの場合は話し手が眩しくなりすぎないように注意が必要だね!
プレーン・ライト
被写体の斜め上方からのライトになり、立体感が得られ、影がつきやすくなります
トップライト
被写体の真上からの照明:被写体のみを照らしやすく、際立たせることができます!ただ、肝心な顔が暗くなりやすいのでインタビュー向きではないかなと思います。
映画などで見られるトップライトは作品撮りの時に使ったりしたいですね。
アンダー・ライト
写体の斜め下方からライト
非日常・不思議な雰囲気を出すことができます!子どもの時によく顎の部分にライトを当ててびっくりさせたりしますよね
今回はライトポジション・照明位置に関して見てきました。室内撮影時には特に必要になってくる知識なのでぜひ参考にしてください!