今回は、レンズ選びの大きな悩みの一つである
単焦点レンズを選ぶか、ズームレンズを選ぶかについてみていきたいと思います
どちらのレンズが優れているのかという訳ではなく、シチュエーションによって使い分けるのが良いかと思います
それぞれの特性を知って、自分にピッタリのレンズを見つけてください!
僕がメインでSonyを使っているのでSonyを中心に話すけど
他のメーカーでも同じだから参考にしてね!
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単焦点レンズとズームレンズの違い
焦点距離とは
ピントを合わせた時の、レンズからイメージセンサー(カメラの中)までの距離になります
こうやってみるとズームレンズが便利そうだけど
それぞれの特徴をもう少し見ていこう!
単焦点レンズの特徴
単焦点レンズは先ほどにもあった通り
焦点距離がただ1つのレンズになります
メリット
- 解像度・画質が良いレンズが多い
- ボケ感が綺麗に表現できるレンズが多い
- F1.4や1.8なので暗い場所が得意なレンズ
- レンズが軽くて持ち運びしやすい
デメリット
- 焦点距離が一つのため、自分で動いて構図を決める必要があり、最初は難しい
- 場合によっては、違う焦点距離の単焦点レンズに交換する必要があり、時間がかかる
APSCのカメラに関しては、焦点距離がレンズに書かれているものよりも
1.5倍クロップされるので注意が必要です!
例えば、ソニーのα6700やFX30はAPSCのカメラなので
例えば、24mmの焦点距離の単焦点レンズを装着すると、1.5倍の36mm相当になります!
広角のレンズと思っても、クロップされることによって想定よりも標準や望遠側になってしまうことがあるので注意が必要です
あとは、ある程度の画素数のフルサイズカメラに関しては
APSCモードにできたりして焦点距離を1.5倍に変更することができるのもあるよ!
例えば、ソニーフルサイズカメラのα7Ⅳに24mmの焦点距離の単焦点レンズを装着すると、通常は24mmになり、APSCモード1.5倍にすると36mm相当になります
単焦点レンズだけど2つの焦点距離があるようなものだね!
APSCモードはクロップする分画質が若干落ちるけど
そこまで気にならないよ!
単焦点レンズを使うなら
綺麗なボケ感を活かして
背景をぼかして撮るジャンルにおすすめです
例えば
ポートレート、子どもやペット
料理や植物の写真
また、単焦点レンズは明るいレンズ(F値の低いレンズ)が多いので、星空や夜景を綺麗に撮りたい人にもおすすめです!
ズームレンズの特徴
ズームレンズとは
範囲内で焦点距離を自由に変更できるレンズ
メリット
- 引きの写真と寄りの写真を同じ場所から撮影することができる
- レンズ交換の手間がなく、機動力がある
- 構図を細かく設定できる
デメリット
- F値が大きく、暗いレンズが多い
- 単焦点よりボケ感と解像度が低い
- レンズが大きくて重い
ズームレンズだけど、明るいレンズが欲しいという方は
F2.8通しのレンズがおすすめです!
F2.8通しは万能でおすすめだけどその分値段も高いから
金額が厳しいという方は上のリンクのF4のズームレンズやサードパーティ製のレンズがおすすめ!
ズームレンズを使うなら
レンズ1本で色々なバリエーションの写真や映像を撮ることができるので
運動会や動物園
結婚式
風景
などで活躍するレンズになります!
好きに移動できない場所で、色々なパターンの写真を撮りたい時に大活躍するレンズです!
僕もワンオペで単焦点レンズを変える暇がないわかっている現場だと
24-70mmのズームレンズで運用します!
制作系でじっくりと時間がかけられる時は
単焦点レンズを交換しながら撮影しているね!
まとめ
単焦点レンズ、ズームレンズのどちらを選ぶかはシチュエーションによるかと思います!
個人的には、最初の1本目は単焦点レンズで、綺麗にボケる撮影体験や自分が動いて焦点距離や構図を変える練習をするのがおすすめです!
少しずつ慣れてきたり、実際に仕事として撮影するようになると、ワンオペでの撮影もあるかと思うのでズームレンズが必須になるのではないかなと思います!