今回はα7rⅤを半年以上使ってきて、実際に感じたα7R5の動画性能をレビューしていこうと思います!
Youtubeでもα7RⅤについて解説しています!群馬旅行に行った際の作例とともにレビューしているのでぜひ参考にしてください
こんにゃく現象についてもしっかりと映像で確認できますよ!
動画機能としては、8Kの24pで撮影できたり、4Kの60pで撮影できたり、4:2:2 10bit、S-cinetoneでの撮影などができる優秀なカメラです
画素数としては前機種のα7RⅣと同じ6100万になりますが画像処理エンジンやAIAFなどが向上しています
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α7RⅤの8K撮影について
まず8K撮影した時の感想としては、圧倒的に綺麗であるということです
三脚を立てて、自然を撮影したりインタビュー動画で撮影して、4Kようにクロップできることなどを考えると
8K撮影は非常に綺麗でかつ便利だと思いました
注意点がいくつかあるので、その点も説明していこうと思います
- こんにゃく現象が起きる
4K60pでもそうなんですがカメラを動かすと映像がぐにゃっとなってしまうこんにゃく現象が
- アクティブ手ブレ補正が効かない
XAVC HS 8Kのときや動画120p 、S&Qモードの120pでの撮影時、アクティブモードは無効になるのも注意が必要です!
- フレームレート設定が24pのみになる
30pや60pでは8Kを撮れないのでその点も注意が必要です
α7rⅤの4K撮影について
α7RⅤの4K撮影は
フレームレートの設定が60p/30p/24pとなり
60pの時は1.2倍ほどクロップされてしまいます ※60pの時は、こんにゃく現象に注意してください
4Kは4:2:2 10bitで撮影することができるので、色情報が十分な設定で撮影することができます!
S-Cinetoneで撮影しても良いですし、S-logでの撮影も可能になります。
個人的にはS-Cinetonに軽くLutを当てて、時間をかけずに世界観を作るのがおすすめです!
120pのスローモーションができないので
120pのスローモーションを撮りたい場合にはFHDに画質設定する必要があります
Super 35mm(APS-Cサイズ相当 16:9)モードについて
Super 35mm(APS-Cサイズ相当 16:9)にすると
1.5倍クロップされるので、単焦点レンズなどを使用している時にもう一歩寄りのショットが撮りたい時に活用するのが良いかなと思います!
6.2Kオーバーサンプリングによる4K記録となっていて、豊富な情報量でAPS-Cモードでも綺麗に撮影できるのが嬉しいですよね!
α7rⅤの撮影してみての感想
実際にα7rⅤで動画撮影した感想としては
8Kがすごく綺麗だけど、8Kは固定ショットが必須だなという印象でした
こんにゃく現象が8Kもしくは4K60pの時に結構はげしく発生するのでFixショットでしか使えないかなと思います。
逆に固定ショットであれば8Kを楽しむことができると思います。
Log撮影はガンマアシストで撮影できますが、Lutを当てることができないのは少し残念です
普段FXシリーズでLutを当てて撮影することが多いからね、、
ただ、S-cinetoneも優秀なので、S-cinetoneで撮影し軽くLut当てる方法が良いかなと思います!
あとは、AIAFが優れているので、AFがより正確になり、撮影を安心してすることができるので良いなと思います。ホワイトバランスもAI機能により向上しているのも嬉しいですね!
手ブレ補正も強力なので、4K24pなどで撮影する時は手持ちでもしっかりと映像を撮っていけるなと感じました
まとめ
α7rⅤはやはり高画素機で写真がメインになっていますが動画でも十分使えるカメラだと感じました
高画素ならでは、8Kの綺麗さや、横動画を撮っていても縦動画用にクロップして使えてしまうレベルなので優秀だと思います。
カメラを動かしてのがっつり撮影やLogで撮影というよりは、自然やインタビュー系の固定ショットが多く、
S-cinetoneで撮影し、カラーグレーディングして速く、良いものを提供できるカメラかなと思いました
α7rⅤでも動画を撮りたいと考えている方はぜひ参考にしてください